2015年8月1日

Guide to Glorantha が Diana Jones Award を獲得

「降れば土砂降り」というわけでもないでしょうが、 GenCon 合わせて多くのニュースが届います。 私もちょっと混乱ぎみですが、 整理のためのブログに書いておきます。

まずは Guide to Glorantha2015年Diana Jonse Award (ダイアナ・ジョーンズ賞)を獲得したという喜ばしいニュースが届いています。


Greg,  Jeff を始めとする Moon Design 関係者の皆様受賞おめでとうございます。 Greg といえば The Great Pendragon Campaign に続いて2回目の受賞ですね。


 この Diana Jones Awards は人気や商業的な成功には関係なく、ゲーム関連において優れた作品や人物や企業に与えられるという賞で、 歴代の受賞作/人物は以下のようになっています。

2001: Peter Adkison (Wizards of the Coast の創立者)
2002: Sorcerer (RPG) とその作者の Ron Edwards
2003: Jordan Weisman (FASA, WizKiddsの創設者)と Noblis の二版(RPG)
2004: My Life with Master (RPG)
2005: 乗車券(Ticket to Ride) (ボードゲーム)
2006: Irish Game Convention Charity Auctions (チャリティー)
2007: The Great Pendragon Campaign (RPG設定)
2008: Grey Ranks (RPG) と Wolfgang Baur の Open Design business model
2009: ドミニオン(Dominion)(カードゲーム)
2010: Boardgamegeek.com (ウェブサイト)
2011: Fiasco (RPG)
2012: Nordic Larp (ライブアクション)
2013: Tabletop (ネット放送番組)
2014: Hillfolk (RPG)
2015: Guide to Glorantha (RPG設定)

歴史に残すべきエポックメーキングなものが中心に選ばれている感じでしょうか。

ちなみに余談ですが、この賞の名前の Diana Jones は特定の人物を表しているものではないそうです。 トロフィーに使われているピラミッド型に書かれている Indiana Jones (インディアナ・ジョーンズ)の頭の二文字 In が落ちていることより名付けられたのだそうです。 このトロフィーは元々はイギリスの TSR Hobbies において The Adventures of Indiaana Jones というロールプレイングゲーム(WEGより前にTSRから出ていたやつ)がライセンス切れで絶版、 在庫の破棄を行った時にそれを記念するために作成されたものだとか。 色々と残念なできだったという評判なのですが、 それが優れた作品へのトロフィーに使われるとは一流の皮肉でしょうか。(破棄を祝ったものだから合ってるのかな?)

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