2017年5月1日月曜日

クトゥルフ・ウォーズ(Cthulhu Wars)拡張の紹介(11)

今回は第2期の拡張セットの中からラムジー・キャンベル・パックの2つを紹介します。ジョン・ラムジー・キャンベル(John Ramsey Campbell)はイギリスの有名なホラー/ファンタジー作家です。翻訳作品が少ないためか日本ではそこまで知られていないようですが、重要なクトゥルフ関連作家の一人です。今回紹介する拡張はラムジー・キャンベル作品に登場する邪神や怪物たちから構成されています。


= ラムジー・キャンベル・パック1 =
(Ramsey Campbell Horror Pack One $29.99)

このパック1には2種類の独立の旧支配者(Great Old One)と1種類の中立の怪物(Monster)が含まれています。

●独立の旧支配者: グラーキ(Gla'aki)

宇宙から隕石に乗ってやって来て英国の邪神銀座ことセヴァン谷(ほぼラムジー・キャンベルのせい)の湖に棲んでいます。この邪神は標的に棘を刺して液体を注入してアンデッドの奴隷にするとされおり、ゲーム的には自分の未登場の侍祭信者からも魔力を獲得できるという特殊能力があります。独自の呪文書:緑の腐食(Green Decay)があれば自分の信者が生贄にされるごと旧神の印を1つ獲得できます。

●独立の旧支配者: アイホート(Eihort)

同じくイギリスのセヴァン谷の地下の迷宮に棲むとされる旧支配者です。取り引きした対象の体に蜘蛛に似た幼生体を入れて育てさせると言われており、ゲーム的にはこの邪神を覚醒させると侍祭信者を全てを幼生体(Brood)トークンに置き変えます。
幼生体トークン
アイホートの幼生体は戦闘力を持つ信者として扱いますが移動ができません。独自の呪文書:不浄なる取引き(Unclean Bargain)が発動すると毎ターン信者が幼生体に変化するようになります。

●中立の怪物: シャガイからの蟲(Insects From Shaggai)

こいつらはアザトースを崇拝し拷問することが大好きな精神寄生生物です。行動フェイズの間、同じ地域にいる敵の侍祭信者の精神を操って移動させたり自分の側で戦闘に参加させたりできます。


= ラムジー・キャンベル・パック2 =
(Ramsey Campbell Terror Pack Two $29.99)

パック2にも2種類の独立の旧支配者(Great Old One)と1種類の中立の怪物(Monster)が含まれています。

●独立の旧支配者: ダオロス(Daoloth)

多次元に展開した幾何学的な形状をしており、その奇妙な形をたどろうとすると狂気に陥いってしまうと言われています。ダオロスには戦闘力はありませんが戦闘に参加することで敵の旧支配者の戦闘力を封じるという特殊能力があります。独自の呪文書:次元間(Interdimensional)は発動すると移動するだけで新しい門が作成できるという破格の能力です。

●独立の旧支配者: イゴーロナク(Y'Golonac)

この邪神もイギリスのセヴァン谷のブリチェスター市に近く棲むとされ、邪悪に墜ちた人物の身体を奪うと伝えられています。ゲーム的には戦闘で殺された時に敵のユニットを乗っとり復活します。支配権はその殺した相手に移りますが、独自の呪文書:啓示(The Revelations)が発動して毎ターン他のプレイヤーに旧神の印を配るようになります。

●中立の怪物: サテュロス(Satyr)

サテュロスはギリシャ神話に登場する山羊の下半身を持つ精霊ですが、クトゥルフ神話においては邪神(多分シュブ=ニグラス)によって遺伝子を歪められた人類の末裔とされています。このユニットを召喚すると必ず侍祭信者も一緒に召喚されるという特殊能力があります。

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■次回はセラエノ図書館マップについて紹介します

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